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北海道旅行その4 [旅行・おでかけ]

親戚の家へ到着したのは15時30分頃でした。
つなぎと帽子に着替え、16時からの作業に立ち会わせてもらいました。
乳牛は朝・晩の2回に分けて搾乳をします。
①まずは放牧していた牛が牛舎に帰ってきます。
②餌場の干し草を食べている間に鎖でつなぎとめて行きます。
③餌場に配合飼料など何種類かの餌を与えます。
④子牛達に哺乳瓶でミルクを与えます。
⑤いよいよ搾乳。まずはディッピング。いわゆる乳の消毒です。そして手で前搾りをします。お乳の状態を観察問題なければ、きれいなタオルでしっかり拭いてあげ、搾乳する機械を取り付けるとどんどんパイプラインに搾られた牛乳が入っていきます。
⑥搾乳は1頭終わると次の牛へ、終わった牛は再度ディッピング。パンパンになっていたお乳は萎んでしまっていました。
⑦搾乳がすべて終わると、牛は放牧へ。牛舎を掃除し、餌場には次の干し草を用意して終了です。
20時から夕食。話は尽きず、寝たのは24時を過ぎてました。
翌朝は4時起き、牛舎へ。放牧していた牛をまた牛舎へ入れてやります。作業は同じでした。子牛達の飲みっぷりはかわいくてしょうがない。また昨夜搾乳してから、この12時間の間に牛達はお乳をパンパンにして戻ってきて牛乳を出しています。なんかすごいなぁと感心させられてしまいました。
ちょうど搾乳も終わり、発情期の牛と子牛を残して牛達を放牧に出した直後、授精師さんと呼ばれる方が来られました。授精師さんとは発情期の牛に細い管を使って人工授精をされる方です。まずは、おしりから手を入れ、子宮の状態を外から触診し、排卵OKとなれば授精を試みるそうです。昨日話には聞いていたのですが、実際の様子を見れたのはなんてタイミングよかったのでしょう。
授精も無事終了し、牛舎の掃除が終わって、朝ごはんは9時過ぎでした。夏場は干し草作りで昼間もお仕事だとか。動物なので年中休みなし。なかなか大変な仕事だと思いました。
11時過ぎ、牛に未練を感じながら親戚宅を出発。千歳へ向かいました。

さて、親戚宅で搾乳している牛乳は本州で飲めるのか。
実は、明治乳業が、限定販売している北海道牛乳彩る季節という商品がある。放牧農家の牛乳のみ扱い、直送で旭川工場へ運んで出荷しているそうだ。近くのスーパーで取り扱っているところを見つけました。価格も198円と普通の牛乳と変わらない価格です。飲むと少し甘みがあって美味しい牛乳でした。しばらくはこの牛乳を飲み続けたいと思います。
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